📝 編集部より
もっと会いたいと思わなくなってから、関係が安定した——47歳の男性が語る、月に一度だけ会う関係を4年続けている記録です。
📋 この記事の結論
- 月1回のペースを4年間続けている、現在進行形の婚外恋愛の体験談
- 頻度を増やそうとするのをやめた時期から、関係が安定した
- 会う回数の少なさが、結果的にリスクと罪悪感の両方を抑えている
👤 この体験談の語り手
- 名前:たかし(仮名)
- 年齢:47歳・男性
- 職業:会社員(メーカー勤務・管理職)
- 家族構成:妻・子ども2人(大1・高2)
- 婚外恋愛歴:4年2ヶ月(継続中)
「月に一度でいい、と思えるようになってから、この関係はやっと落ち着きました。」
目次
最初の半年は、もっと会いたくて仕方なかった
彼女と知り合ったのは4年前です。始まった頃は、月に2回でも3回でも会いたいと思っていました。
予定を無理やり作ろうとして、出張のついでを装ったり、休日出勤ということにしたり。今思えば、あの頃が一番リスクが高かったです。妻に不審がられたことも一度や二度ではありません。
それでも、会えない期間が2週間を超えると落ち着かなくなる。返信が遅いと理由を考えてしまう。完全に振り回されていました。
転機は、会えない3ヶ月間だった
1年目の終わり頃、彼女の家庭の事情で3ヶ月ほど会えない時期がありました。親御さんの入院が重なったんです。
最初の1ヶ月は正直きつかったです。ただ、2ヶ月を過ぎたあたりから、自分でも意外なことに気づきました。会えなくても、この関係が消えるわけではない。連絡は細々と続いていて、それだけで十分に成立していたんです。
3ヶ月ぶりに会ったとき、彼女も同じことを言っていました。「なくならないんだね、これ」と。
「月に一度」というペースに決めた
その後、二人で話して、会うのは基本的に月に一度と決めました。増やそうとしないし、無理に埋めようともしない。
最初は物足りませんでした。でも3ヶ月ほど続けてみて、変化がはっきり出ました。
- 嘘をつく回数が激減した——月に一度なら、無理のない口実で済みます
- 出費が読める——家計から不自然に消える金額がなくなりました
- 会う日の密度が上がった——次がしばらく来ないと分かっていると、その数時間の使い方が変わります
- 罪悪感が薄まった——家庭の時間を削っていない、という感覚は大きかったです
会わない日は、連絡もほとんどしない
意外に思われるかもしれませんが、僕たちは日常的なやり取りをほとんどしません。
「おはよう」も「おやすみ」も送りません。用があるときと、月一度の予定を決めるときくらいです。多い月でも、メッセージは10往復あるかどうかだと思います。
始めた頃は毎日のようにやり取りしていました。でもそれをやめてから、スマホを見る回数そのものが減って、生活が静かになりました。妻に画面を見られる心配もほぼなくなりました。
それで満たされるのか、とよく思われる
この話を数少ない知人にしたとき、「それって付き合っていると言えるの」と聞かれたことがあります。
自分でも考えました。でも、僕が求めていたのは毎日一緒にいることではなかったんだと思います。家庭でも職場でも見せられない部分を、月に一度だけ出せる場所があればよかった。
会っている数時間は、仕事の愚痴も、将来の不安も、くだらない話も全部します。それだけで、次の一ヶ月をやり過ごせる。今はそういう感覚です。
4年続いて分かったこと
周りの話を聞くと、婚外の関係は1年から2年で終わることが多いようです。僕たちが4年続いているのは、たぶん関係を大きくしようとしなかったからだと思います。
離婚の話はしたことがありません。将来の約束もしません。彼女の家庭のことも詳しくは聞きません。踏み込まないことを、二人とも守っています。
冷たい関係に見えるかもしれません。でも、この距離だからこそ4年もったという実感があります。
これからどうするのか
正直、分かりません。彼女の環境が変われば終わるでしょうし、僕の側の事情で終わることもあるでしょう。
ただ、終わったときに大きく崩れないだけの距離は保てていると思っています。依存していないから、失っても立てなくなることはない。それは、この4年で意識的に作ってきたものです。
もっと会いたいと苦しんでいる人がいたら、伝えたいことがあります。頻度を増やすことでその苦しさは解決しません。むしろ増やすほど、リスクも罪悪感も、失うときの痛みも大きくなります。
編集部解説:頻度を抑えた関係が安定しやすい理由
たかしさんのように、意図的に会う回数を抑えることで関係を長期化させているケースは、編集部にも複数寄せられています。この形が機能する理由を整理します。
発覚リスクが頻度に比例する
婚外恋愛の発覚原因は、口実の破綻・金銭の動き・連絡の痕跡に集約されます。いずれも回数に比例して増えます。月1回であれば、無理のない範囲の説明で足りることが多く、痕跡も最小限に抑えられます。
「飢餓感」が関係の鮮度を保つ
会う頻度が高い関係ほどマンネリが早く訪れます。適度な間隔は、会うたびの密度を高く保つ働きをします。たかしさんが「数時間の使い方が変わる」と語るのは、この効果です。
日常の連絡を減らすと消耗が下がる
既婚者同士の関係で最も消耗が大きいのは、実は会えない時間の連絡管理です。返信の遅さに不安になる、通知を隠す、履歴を消す——これらが積み重なって疲弊します。連絡そのものを減らすことは、精神的な負荷とリスクを同時に下げます。
ただし、双方の合意が前提
重要なのは、この形が一方の我慢の上に成り立っていないかです。片方が本当はもっと会いたいのに我慢しているだけなら、いずれ限界が来ます。たかしさんの場合、3ヶ月会えない期間を経て双方が同じ結論に至った点が大きいと考えられます。
よくある質問
Q. 月1回では相手の気持ちが離れませんか。
頻度と気持ちは必ずしも比例しません。むしろ、頻度を求めすぎることで「重い」と感じられ、距離を置かれるケースの方が多く報告されています。大切なのは回数より、会うと決めた日を確実に守ることです。
Q. 相手ともっと会いたい気持ちを抑えるのがつらいです。
抑えようとするより、会えない時間を埋める予定を先に入れる方が現実的です。空白の時間があるほど、その感情は膨らみます。たかしさんが仕事や家庭の時間を確保しているのも、結果的に同じ効果を生んでいます。
Q. 日常的な連絡をやめると、関係が薄くならないですか。
薄くなる関係もあります。ただ、その場合は連絡でつながっていただけの関係だったという見方もできます。連絡を減らしても続く関係は、会う時間そのものに価値がある関係です。試してみる価値はあります。
Q. 4年も続けて、この先どうするつもりなのでしょうか。
たかしさん自身が「分からない」と語っている通り、明確な終着点を持たないのがこの形の特徴です。将来を決めないからこそ続いている面があり、決めようとした瞬間に壊れることもあります。先を決めないことを不誠実と捉えるかどうかは、当事者の価値観次第です。
まとめ
婚外恋愛では「もっと会いたい」という気持ちが、そのまま苦しさに直結しがちです。たかしさんの4年は、その前提を逆から見せてくれます。
頻度を求めないと決めたことで、関係もリスクも感情も落ち着いた。これは我慢の結果ではなく、設計の結果です。
もちろん、すべての人に合う形ではありません。ただ、会えない苦しさに消耗している方にとっては、一つの選択肢として知っておく価値があると思います。
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ハナ|編集長
42歳・既婚・歯科クリニックパート受付
セックスレス3年、会話の少ない夫婦生活の中で「このまま女として終わっていくのかな」と感じた夜に婚外恋愛の世界へ。自身の1年間のリアルな経験をもとに、同じ思いを抱える方へ寄り添う記事を届けます。


