「まさか自分が職場で不倫するなんて思ってもいなかった」——そう打ち明けてくれる既婚者は少なくありません。長い時間を共に過ごす職場という環境は、気づかないうちに特別な感情が芽生えやすい場所でもあります。
今回は、職場で知り合った相手と婚外恋愛の関係になった3人のリアルな体験談をご紹介します。感情の変化、抱えた葛藤、そして今の本音を赤裸々に語っていただきました。
目次
職場恋愛から不倫へ。「まさか自分が」という3人
職場不倫は決して珍しい話ではありません。各種調査データでも、不倫のきっかけとして「職場」が上位に挙がることが多いです。毎日顔を合わせ、仕事の悩みや喜びを共有し、チームとして動く——そんな環境は、自然と心の距離が縮まりやすいものです。
とはいえ、当事者たちは最初から「不倫しよう」と思っていたわけではありません。気づいたら「この人のことが特別に思える」という感覚が生まれ、気づいたら本気になっていた——そういう経緯が多いようです。今回の3人も、全員が「まさか自分が」という言葉から話を始めてくれました。
体験談①:営業職のAさん(38歳女性)の場合
どんな職場・どんな相手か
営業職のAさん(38歳女性)は、10年務めた会社で4歳年上の上司と関係を持つようになりました。Aさん自身も既婚で、子どもが2人います。相手の男性も既婚者で、子どもが1人いました。
「最初は本当に普通の関係でした。営業の数字のことや、クライアントの対応で悩んでいるときに相談に乗ってもらっていただけで、恋愛感情はなかったんです。でも、一緒に大きなプロジェクトを乗り越えたことで、一気に距離が縮まりました」とAさんは振り返ります。
気づいたら本気になっていた瞬間
関係が変わり始めたのは、プロジェクト成功後の打ち上げの夜だったといいます。
「帰り道に2人になって、彼が『ありがとう、本当に助かった』と言いながら私の手を握ったんです。その瞬間、心臓がドキッとして……自分でもびっくりしました。翌日から彼のことを考える時間が増えて、仕事中も目で追ってしまって。あのとき初めて『あ、私この人のことが好きなんだ』と気づきました」
その後、2人は会食や残業後の飲みを重ね、気づいたときには婚外恋愛の関係になっていたといいます。Aさんは「夫とは関係が冷え切っていたわけではないんですが、彼と話しているときの自分が一番素直でいられる気がして、やめられなかった」と話してくれました。
相手への本音と今の関係
Aさんと上司の関係は現在も続いており、2年が経とうとしています。「本気で好きです。でも、彼も私も家庭があって、その事実から逃げることはできない。結婚を壊すつもりはお互いにないし、今の関係がどこかで終わりを迎えることも覚悟しています」と、落ち着いた表情で話してくれました。
Aさんが特に印象的だったのは「今の関係に後悔はしていない。出会えてよかったと思っている。でも、もし人生をやり直せるとしたら、独身のうちに彼に会いたかった」という言葉でした。
体験談②:会社員のBさん(44歳男性)の場合
どんな職場・どんな相手か
会社員のBさん(44歳男性)は、同じ部署の7歳年下の女性と関係を持ちました。Bさんは既婚で、妻と2人の子どもがいます。相手の女性は独身でした。
「彼女が入社してきたとき、正直すぐに気になりました。でも既婚者だし、部下に手を出すなんてありえないと自分を戒めていました。ところが、彼女が仕事でミスをして落ち込んでいたときに、残業に付き合ってフォローしているうちに、距離が縮まってしまったんです」とBさんは打ち明けます。
気づいたら本気になっていた瞬間
Bさんが本気だと気づいたのは、彼女が他の男性と食事に行ったと聞いたときでした。
「同僚から『○○さん(彼女)、最近誰かと付き合い始めたらしいよ』と聞いたとき、胸がぎゅっと締め付けられて。その感覚に自分でも驚いて、ああ本気だと気づきました。その晩、久しぶりに妻以外の女性を思いながら眠れなかった。自分でも情けないですが、それが正直なところです」
その後、Bさんは彼女に正直に気持ちを伝え、2人は交際を始めました。「彼女も最初は『既婚者だし』と躊躇していたけど、お互いの気持ちが止められなかった」と言います。既婚者と独身者の組み合わせという難しさを抱えながらも、2人の関係は続いています。
相手への本音と今の関係
Bさんはこう続けます。「彼女には本当に申し訳ないと思っています。独身の彼女の時間を奪っていると思うと、罪悪感がある。でも、彼女のそばにいると心が落ち着いて、離れられない。家庭を壊すことはできないし、彼女を傷つけたくもない。矛盾しているのはわかっているんですが……」と複雑な心境を打ち明けてくれました。
Bさんは「彼女がいつか別の男性を好きになったとき、自分は引き止める権利がないと思っている。それがつらいけど、それが現実だと受け止めている」とも話してくれました。
体験談③:事務職のCさん(31歳女性)の場合
どんな職場・どんな相手か
事務職のCさん(31歳女性)は、5年前に結婚し、現在は夫と2人暮らしをしています。関係を持ったのは、別部署の10歳年上の既婚男性でした。
「社内ではほとんど接点がなかったんですが、会社のランチ会で同じテーブルになって仲良くなって。それからはLINEで話すようになって、共通の趣味(映画)があることがわかって、映画の話をするうちにどんどん仲良くなっていきました」とCさんは話します。
気づいたら本気になっていた瞬間
Cさんが「好きだ」と気づいたのは、夫と大きなケンカをした夜のことでした。
「夫と言い合いになって、気づいたら彼にLINEして『今、落ち込んでて』って送ってたんです。すぐに『大丈夫?話聞くよ』って返ってきて、電話で2時間くらい話しました。夫への不満を全部吐き出して、受け止めてもらえて……終話後に号泣しました。あのとき、夫より彼を頼っている自分に気づいてしまって」
その後、2人はお互いの気持ちを確かめ合い、婚外恋愛へと発展しました。Cさんは「本当は夫のことも嫌いじゃないんです。でも夫に感じない『わかってもらえる感』が彼にあって、それが大きかった」と話しました。
相手への本音と今の関係
Cさんの場合、現在は少し距離を置いている状態だといいます。「最近、やっぱり罪悪感が強くなってきて。特に夫が私に対して優しくしてくれているときに、自分は何をしているんだろうって。完全には終わっていないけど、少し冷静になろうとしている段階です」と話してくれました。
Cさんは「どちらかと言えば、罪悪感で苦しんでいる自分と、彼のそばにいたい自分とが葛藤している状態。その葛藤がなくなる日が来たら、一つの答えが出るんだと思います」と静かに話してくれました。
職場不倫はなぜ本気になりやすいのか
3人の体験談を通じて見えてくるのは、職場という環境が持つ特殊性です。なぜ職場での婚外恋愛は本気になりやすいのでしょうか。
①接触頻度が高い(単純接触効果)
職場では毎日顔を合わせます。心理学の「単純接触効果」によれば、接触頻度が高いほど好感度が上がりやすい傾向があります。毎日言葉を交わし、仕事で支え合う関係は、自然と特別な感情が生まれやすいのです。
②共通体験・達成感が絆を深める
Aさんの体験談にあったように、仕事での困難を乗り越えたり、大きなプロジェクトを成功させたりする経験を共にすると、強い仲間意識と親近感が生まれます。この感覚が恋愛感情と混同されることがあります。
③「仕事での自分」を理解してもらえる
職場では、失敗する姿、悩む姿、頑張る姿——さまざまな側面を見せることになります。家族には見せにくい「仕事での自分」を理解してくれる相手への特別感は、恋愛感情を育みやすいと言えます。Cさんの「わかってもらえる感」は、まさにこれを表しています。
④家庭では満たされない何かを補い合う
結婚生活が安定・マンネリ化しているからこそ、職場の相手との新鮮な刺激や感情的な充足感が大きく感じられることがあります。「家族には言えない本音を話せる」という感覚が、特別な絆を生み出します。
職場不倫を続ける上でのリスクと注意点
職場不倫は、一般の婚外恋愛と比べてリスクが高い面もあります。関係を持つ前に、以下の点を整理しておきましょう。
- 職場での噂・バレるリスク:同僚の目があるため、2人の関係が噂になりやすい。態度や雰囲気の変化に気づかれることも。
- 関係が終わっても職場に残る:もし別れた場合、その後も毎日顔を合わせなければならない精神的なつらさがある。
- 上司と部下の場合は特に注意:パワーハラスメントや強要と受け取られるリスクも否定できない。
- 配偶者・家族にバレるリスク:職場という情報が漏れやすい環境では、配偶者が「夫(妻)の職場の誰か」と疑うケースも多い。
- 仕事への影響:感情的になったとき、業務に支障が出る場合もある。
これらのリスクを理解した上で、自分がどのような関係を望み、何を大切にしたいかをじっくり考えることが重要です。
もし婚外恋愛のパートナーを探しているなら、職場よりも安全で慎重に相手を選べる環境を選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回は、職場での婚外恋愛に至った3人の体験談をご紹介しました。
- 営業職のAさん:プロジェクトを共に乗り越えたことで距離が縮まり、2年以上続く関係に
- 会社員のBさん:部下への感情に気づき、独身女性との関係で罪悪感と愛情の間で揺れる
- 事務職のCさん:夫との喧嘩をきっかけに職場の既婚男性に本音を打ち明け、今は葛藤の中に
誰もが最初は「まさか自分が」と思っていたにもかかわらず、気づいたら本気になっていた——それが職場不倫の特徴でもあります。
婚外恋愛は、当事者それぞれが複雑な感情を抱えながら向き合うものです。リスクや周囲への影響を理解した上で、自分にとって正直な選択をしていただけたら幸いです。もし婚外恋愛のパートナーを安全に探したいという方は、専用のマッチングサービスを活用することも一つの選択肢です。

