📝 編集部より

3ヶ月で終わらせた。でも「やめてよかった」と思えるまでに時間がかかった——40歳なつみさんが語る、後悔とその先にある正直な気持ちです。

📋 この記事の結論

  • 婚外恋愛を後悔し、やめてよかったと思えるまでの体験談
  • 「特別な関係」という酔いから覚めたきっかけは子どもの顔だった
  • 終わらせた後の喪失感を越えて、日常の大切さに気づいた

👤 この体験談の語り手

  • 名前:なつみ(仮名)
  • 年齢:40歳・女性
  • 職業:パート(週3日)
  • 家族構成:夫・子ども2人(中1・小4)
  • 婚外恋愛歴:3ヶ月(終了)

「やめてよかった。でもそう思えるまでには時間がかかった。」

3ヶ月だった。

短い、と思う人もいるかもしれない。でも私にとっては、十分すぎるくらい長かった。婚外恋愛を後悔した体験を書こうとすると、どうしても「やめてよかった」という結論より先に、あのぐちゃぐちゃした3ヶ月が蘇ってくる。

40歳、パート主婦。子どもが2人いる。夫は悪い人じゃない。ただ、家にいても「一人だな」と感じることが増えていた時期だった。

始まりは、PTAの懇談会だった

相手は同じ小学校のPTA役員をしていた既婚男性(41歳)。最初は「同じ立場の保護者」としか思っていなかった。懇談会の帰り道、「お茶でも」と言われてついていってしまったのが始まりだった。

「奥さんとはもう何年も話していない」と言った。今ならそれが常套句だとわかる。でもそのとき私は、夫への不満を抱えていた40歳で、その言葉をまっすぐ受け取ってしまった。

LINEを交換して、2週間後には会っていた。自分でも驚くくらい早かった。それだけ、何かに飢えていたのだと思う。

最初の1ヶ月——「特別な関係」という酔い

子どもを送り出した後、スマホを開くのが楽しみになった。返信が来るたびに心臓が跳ねる感覚。それが久しぶりで、少し怖かった。

後ろめたさはあった。でも「誰にも迷惑をかけていない」という言い訳を自分に許していた。子どもの顔を見るとき、罪悪感が波みたいに来て、でもまた連絡してしまう。そのサイクルが1ヶ月続いた。

2ヶ月目——「あれ?」と思い始めたこと

変化に気づいたのは、待ち合わせ場所でのことだった。

私より15分遅れてきた彼は、謝るでもなく「ちょっと手が離せなかった」とだけ言った。以前なら「ごめん、待たせた」と言っていた人が。そういう小さなことが、少しずつ積み重なっていった。

返信も遅くなってきた。既読がつくのに数時間かかることが増えた。「忙しいのかな」と思おうとしたけど、SNSでは普通に投稿していた。それを見てしまったとき、何かが冷めた。

——ああ、私はこの人の「都合のいい存在」だったんだ。

頭ではわかっていたことを、やっと腑に落とせた瞬間だった。

終わらせたきっかけ——子どもの顔

ある夜、下の子が熱を出した。夫は出張中で、私一人で対応した。38度を超えた体を抱えながら、ふとスマホを見た。彼からのLINEが来ていた。「今夜会えない?」。

なんでもない一文だったのに、その瞬間、何かが切れた。

熱い額を冷やしながら、私は「もう終わりにしよう」と決めた。大げさな決断じゃなかった。ただ、この子の前でこういう人間でいたくない、と思っただけだった。

翌朝、短いメッセージを送った。「ごめんなさい、もう連絡できません」。既読はついた。返信はなかった。

終わらせた後——「よかった」と思えるまで

正直に言う。終わらせてすぐは、よかったとは思えなかった。

寂しかった。あの「返信が来る楽しみ」がなくなった日常が、急に色を失ったように感じた。後悔と安堵が混在していて、自分の気持ちがよくわからなかった。

「よかった」と思えるようになったのは、2〜3ヶ月経ってからだと思う。子どもの運動会を、罪悪感なく見られたとき。夫と些細な話で笑えたとき。ああ、これが普通でよかったな、と思えた。

後悔から学んだこと——今だから言えること

婚外恋愛を後悔する理由は、人それぞれだと思う。バレたから。相手が思っていた人じゃなかったから。自分が嫌いになったから。

私の場合は、「こんな自分でいたくなかった」という感覚が一番大きかった。相手への未練より、自己嫌悪の方が長く続いた。

ただ、あの3ヶ月で気づいたこともある。私が欲しかったのは「刺激」じゃなくて、「ちゃんと見てもらえること」だったということ。それは婚外恋愛で手に入れるものじゃなかった。

夫との関係は、今も劇的には変わっていない。でも、自分から話しかけることが少し増えた。それで十分だと、今は思っている。

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ハナ|編集長

ハナ|編集長

42歳・既婚・歯科クリニックパート受付

セックスレス3年、会話の少ない夫婦生活の中で「このまま女として終わっていくのかな」と感じた夜に婚外恋愛の世界へ。自身の1年間のリアルな経験をもとに、同じ思いを抱える方へ寄り添う記事を届けます。