📝 編集部より

始まりがあれば、終わりもある。婚外恋愛に終止符を打った3人が、別れを決意した理由と、その後どのように気持ちを立て直したかを率直に語ります。「終わらせるまでが一番辛かった」というリアルな声もあわせてお届けします。

📋 この記事の結論

  • 婚外恋愛の終わりは「発覚」「感情の変化」「生活への影響」など様々なきっかけで訪れる
  • 体験者の多くが「終わらせるまでが一番辛かった」と語り、別れを決意するまでに時間がかかるケースが多い
  • 乗り越えるためには「新しい自分の時間を作ること」と「終わった理由を正直に受け止めること」が有効

婚外恋愛には始まりがあれば、終わりもあります。本気で好きだった相手との別れは、通常の恋愛とは異なる複雑な感情を伴うことが多いです。「言えない恋」だったからこそ、誰にも相談できずに一人で抱え込むケースも少なくありません。

今回は、婚外恋愛に終止符を打った3人に、別れを決意した理由と、その後どのように乗り越えたかをリアルに語っていただきました。

婚外恋愛の「終わり」はどんなときに来るのか

婚外恋愛の終わりは、突然訪れることもあれば、じわじわと気持ちが冷めていくこともあります。「このまま続けることへの罪悪感が限界を超えた」「相手との温度差が出てきた」「家族の何かをきっかけに目が覚めた」——終わらせる理由は人それぞれですが、どの場合も「決断」には大きなエネルギーが必要です。

3人の体験談を通じて、婚外恋愛の終わりと、そこからの再出発のリアルをご紹介します。

体験談①:公務員のGさん(45歳女性)の場合

関係の始まりと3年間

公務員のGさん(45歳女性)は、職場の研修で出会った同業者の男性と3年にわたって婚外恋愛を続けていました。お互いに既婚で、子どもも同世代という共通点がありました。

「最初の1年は本当に楽しかったです。月に1〜2回会って、食事して、他愛のない話をするだけで幸せでした。夫とは夫婦として安定しているけれど、彼とは女として見てもらえる感覚があって、それが心地よかったんです」

別れを決意したきっかけ

転機になったのは、中学生になった娘が「お父さんって本当にいいお父さんだよね」と言ったひと言でした。

「娘が父親を見る目がすごく温かくて。夫は確かに家族思いの人なんです。その娘の言葉を聞いた瞬間、私は何をしているんだろうと急に冷静になりました。この家庭を自分の欲望で壊していたかもしれないという怖さが一気に来て」とGさんは振り返ります。

その翌週、Gさんは彼に「終わりにしたい」と伝えました。「彼も同じくらい家族を大事にしていたから、すんなり受け入れてくれた。それがまた少しつらかったですが……」と苦笑いしながら話してくれました。

乗り越えた方法

「最初の1ヶ月は正直つらかったです。彼のことを考えない時間がなかった。でも意識的に、夫や子どもと過ごす時間を増やしました。家族で映画を見たり、週末に出かけたり。そうするうちに、こんなに大事なものがあったのに、と改めて気づけた気がします」とGさん。「今は彼への気持ちは友情に近い感覚に変わっています。あの時間があったから今の自分があると思っています」と話してくれました。

体験談②:会社員のHさん(52歳男性)の場合

関係の始まりと2年半

会社員のHさん(52歳男性)は、趣味のゴルフサークルで出会った8歳年下の独身女性と2年半にわたって交際を続けていました。Hさんは妻と2人の子どもがいます。

「彼女は最初から私が既婚者だと知っていました。それでもいいと言ってくれて、2人でよく旅行にも行きました。幸せでしたよ、正直。ただ、時間が経つにつれて彼女の気持ちが変わっていって……」とHさんは言います。

別れを決意したきっかけ

関係が変化したのは、彼女が30代後半になってからでした。「子どもが欲しい、ちゃんとした形での関係を築きたい、という話が出るようになりました。最初は『時間をくれ』と言い続けていたんですが、自分には妻と子どもがいて、家庭を壊す選択は最終的にできなかった」とHさんは打ち明けます。

「彼女のことは本気で好きでしたし、今でも好きです。でも彼女の人生を縛り続けることはできないと思った。彼女が幸せになれる選択をしてほしいという気持ちが、最終的に勝りました」

乗り越えた方法

「別れてしばらくは、仕事に全力を注ぎました。とにかく忙しくしていることで、感情に向き合わずに済んでいた部分があります。半年くらいしてから、少しずつ気持ちが落ち着いてきた」とHさんは話します。

「今は彼女が別の人と幸せになっていることを、心から願っています。あの関係は間違いだったとは思っていない。ただ、自分のエゴで彼女の時間を使ってしまったことへの後悔は、ずっと残っています」と静かに話してくれました。

体験談③:パート主婦のIさん(37歳女性)の場合

関係の始まりと1年半

パート主婦のIさん(37歳女性)は、スポーツジムで知り合った同い年の既婚男性と1年半ほど婚外恋愛を続けていました。

「育児と家事の毎日で、自分という存在が消えていくような感覚があったんです。ジムに通い始めて、彼と話すようになって、久しぶりに一人の女性として見てもらえた気がして、それが嬉しかった」とIさんは話します。

別れを決意したきっかけ

転機になったのは、夫が体調を崩して入院したことでした。

「入院している夫のそばで、私は彼に連絡していたんです。そのことに自分で気づいて、ものすごく嫌悪感を覚えました。病室で夫の手を握りながら、何をしているんだろうって。良心に限界が来た感じでした」

Iさんはその翌日、彼に「もう会えない」とメッセージを送りました。「後悔はありましたが、あの瞬間に決めないと、ずるずる続けてしまうと思って。自分への区切りとして、きっぱり伝えました」と振り返ります。

乗り越えた方法

「最初は喪失感がすごくありました。彼との時間が、私の中でどれだけ大きな存在だったかを、終わってから気づきました。でも、夫が回復してくれて、家族で過ごす時間が増えたことで、自然と気持ちが切り替わっていきました」とIさんは言います。

「今は、あの体験が自分の中で整理されてきた感じがあります。家族が大事という気持ちを改めて確認できた。それが一番の収穫だったかもしれない」と話してくれました。

婚外恋愛を終わらせる「よくある決断理由」

3人の体験談から見えてくる、婚外恋愛を終わらせる主な理由を整理します。

  • 家族の大切さを再認識するきっかけがあった(子どもの言葉、配偶者の入院など)
  • 相手との温度差・スタンスのズレが生じた(独身相手が結婚を望むようになった、など)
  • 罪悪感・良心の限界(自分の中で「これ以上は無理」という感覚が来た)
  • 発覚のリスクが高まった(噂が立つ、証拠が増えるなど)
  • 相手の幸せを優先した(独身の相手の人生を縛ることへの気づき)

別れを乗り越えた方法・心の立て直し方

婚外恋愛の別れは、誰にも言えない分、一人で抱え込みがちです。3人の体験から、乗り越えに効果的だった方法をまとめます。

①忙しくする・新しいことを始める

Hさんのように、仕事や趣味に集中することで、感情を処理する時間を自然に作ることができます。新しい習慣を始めることも、気持ちの切り替えに効果的です。

②家族との時間を意識的に増やす

Gさんのように、家族との共有体験を増やすことで、婚外恋愛とは別の充実感を見つけることができます。大切にしたいものと向き合う時間が、心の安定につながります。

③感情を書き出す・言語化する

誰にも話せない感情を、日記やメモに書き出すことで、頭の中が整理されやすくなります。「なぜ好きだったのか」「なぜ終わらせたのか」を言語化することで、自分の感情を客観的に見られるようになります。

④連絡を断ち切る・距離を置く

「なんとなく連絡できる状態」を残していると、気持ちの整理がつきにくくなります。SNSのミュート、LINEのブロック——形式的であっても、物理的に距離を置くことが気持ちの切り替えを助けます。

⑤時間に委ねる

3人全員が「時間が解決してくれた部分が大きい」と話していました。焦らず、自分のペースで感情を昇華させることが、長期的な心の安定につながります。

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まとめ

今回は、婚外恋愛を終わらせた3人の体験談をご紹介しました。

  • 公務員のGさん:娘の言葉が転機となり、家族の大切さを再認識して決断
  • 会社員のHさん:相手の幸せを思い、2年半の関係に終止符
  • パート主婦のIさん:夫の入院をきっかけに良心の限界を感じ、きっぱり終わらせる

婚外恋愛の別れには、正解はありません。ただ、3人の体験に共通しているのは「自分の気持ちに正直に向き合った」ということでした。

婚外恋愛の中にいる方も、終わらせた方も——それぞれの選択を大切に、自分らしい生き方を見つけていただけたら幸いです。

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ハナ|編集長

ハナ|編集長

42歳・既婚・歯科クリニックパート受付

セックスレス3年、会話の少ない夫婦生活の中で「このまま女として終わっていくのかな」と感じた夜に婚外恋愛の世界へ。自身の1年間のリアルな経験をもとに、同じ思いを抱える方へ寄り添う記事を届けます。